マンションの浴室リフォームの時期、築年数と目安の考え方

マンション浴室

あなたの住んでいるマンションの浴室を、リフォームしたいと思ったら。

一般的なマンションの浴室リフォーム時期や、マンション築年数との関連性などについて急に気になるハズ。

私もサラリーマン時代はマンション管理組合などに浴室リフォーム営業に通っていましたので、あなたが疑問に感じるところは良くわかります。

そこでここでは、マンション浴室リフォームの時期や、築年数と考え方などをまとめてみました。

この記事はこんな人にオススメ!

  • マンションに住んでいて「そろそろ浴室リフォームを…」と考えている人
  • 住んでいるマンションの浴室リフォームをスグにしたい人
  • マンションの浴室リフォームの時期や、築年数で最適な考え方を知りたい人

マンションの浴室リフォーム時期、築年数の目安は?

結論を先にいうと、

マンションの浴室リフォーム時期は、築年数を目安にすることはできません

マンションの築年数が10年だからとか、20年だからとか、25年経過したからというのは、浴室リフォームとはほとんど関係していないからです。

浴室の寿命って何だと思いますか?

浴室の寿命、それは次の2つしかありません。

  1.  見た目が古くなってきた
  2.  水漏れする

浴室の見た目が古くなってきて、なんか清潔感を感じなくなってきたから、車を買い換えるみたいに浴室リフォームをしたくなるというもの。

ですが、コレはあくまで「好み」の観点。

それよりも、浴室の寿命で肝心なのは、浴室から「水漏れ」しているかどうかということ。

特にマンションの浴室からの水漏れは、階下の住民生活に多大な迷惑をかけますから、絶対に起こしてはなりません。

そう考えると、マンションの浴室リフォームの最適な時期とは

浴室から水漏れしていない時期に行うのがベスト

ということになります。

マンションの浴室、耐久寿命はどのくらい?

マンションは建築構造的に「鉄筋コンクリート造」であることがほとんどです。

そして、そのようなマンションの浴室は2000年代初めころから、ほぼほぼ

FRP(エフ・アール・ピー)製のユニットバスが採用・設置されています

ユニットバスは、浴室の床やバスタブにFRP(エフ・アール・ピー:繊維強化プラスチック)というプラスチック系の素材を使っています。

壁は耐水性のある板にタイル貼りをしている、あるいは鋼板に白系の塗装仕上げがしてある、または床素材とほぼ一緒のFRP壁であったり。

浴室の天井は鋼板に白系の塗装仕上げになっていて、換気扇がついていて、天井点検口があるタイプ。

浴室の内寸は「120cm×160cm」というサイズが一番多い。

このようなユニットバスは、とても「寿命は長い」のが特徴です。

誤解を恐れずにいうと、マンションの築年数が20年とか25年とかといった築年数と、浴室の耐久寿命にはまったく関係がありません。

ただ、「新築から20年も経てば、何でも傷んでくるでしょ」というのと一緒です。

それよりもチェックすべき点は

床まわりと排水まわりのプラスチックにヒビが入っているかどうか?

つまり、FRP(エフ・アール・ピー)素材の劣化度によって寿命が決まるのですが、それもまた1つ1つ製品によって当たり外れが少なからずあります。

そして、各家の浴室利用頻度や、ユニットバスの施工品質によってもFRPの劣化度は変わってきてしまうのです。

ですから、

隣の家のユニットバスは20年経っても問題ないのに、ウチのはボロボロ…

ということもあるので、ハッキリいうと「運次第」というところが否めない、それが元浴室メーカーの工事管理会社にいた私の意見です。

浴室に使われているFRPの平均寿命は?

たとえば浴室メーカーに「お風呂の素材の平均寿命は?」と問い合わせすると、

  • 10年が一つの目安になります

的な模範解答をするハズ。

というか、ユニットバスの商品カタログの後ろのほうに、めっちゃ小さい字で「製品保証耐用年数10年」と書いてあることが多いので、私達はサラリーマンですからそう回答してきました。

でもですね、浴室の壁に貼ってあるタイルなんかは、目地は汚れてもタイル自体はお茶碗などの陶磁器と同じ。

割れやヒビがなければ、それこそ「何十年」でも使えます。

同様に床FRPも、表面が欠けたくらいなら防水性にはほとんど影響なく、ヒビ割れなどが起きて初めて漏水の心配がでてきます。

FRPは池のボートやスワンボートなどに使われているように、めっちゃ耐水性の高い素材ですから、割れなければ水漏れは起こりません。

とはいえ決して永久的に大丈夫ということはなく、10年くらい経ってきてから

  • 次第にプラスチック表面がザラつく、滑らかさがなくなる

という素材劣化が始まってきますから、それはもう寿命が近づいてきたということ。

ですからマンションの浴室の場合は、特に床まわりと排水まわりのFRPに「欠け」や「ヒビ割れ」がないかをチェックしてみること。

プラスチックの表面の小さなヘアラインクラック(髪の毛の細さくらいのヒビ)程度なら大丈夫ですが、

  • プラスチックの表面を押すとベコベコする
  • プラスチックの表面を押すとすき間が見えるほど凹む

という場合は、浴室から「水漏れ」している可能性大ですから、浴室リフォームを検討すべきです。

浴室床の目地やコーキングが切れているなら修理で大丈夫

浴室の床まわりや排水まわりのFRPに問題がないようであれば、特に浴室リフォームを焦ることはありませんし、

  • 浴室床タイルの目地が欠けてきた
  • 排水まわりのコーキングが切れてきている

というくらいなら、マンションの浴室がユニットバスの場合は、漏水していることはほとんどありません。

タイルの目地が欠けたりヒビが入っても、その下地床のFRPがお皿の役割をして水を漏らしませんから。

ですから、ホームセンターなどで「浴室床タイル用補修目地」や『浴室用コーキング」で上塗り補修すれば大丈夫です。

自宅マンションの浴室がユニットバスかどうかを調べるには?

一番手っ取り早くて確実なのは、

マンションの管理組合に聞くこと

そのときに確認する項目は次の3つです。

  1.  自宅の浴室に採用されているユニットバスメーカー名を確認する
  2.  サイズ(1014、1216、1317、1418、1620など)を確認する
  3.  アフターサービス窓口はどこなのかを確認する

※超高級マンションなどでは、まれに「在来工法」による浴室もありますから、要確認が必要です。

マンションの浴室リフォーム、一番良いタイミングと方法とは?

以上のことからも、マンションの浴室は

水漏れさえしていなければ、特に浴室リフォームをする必要なく、あとは見た目とか好みの問題

になるといえますから、マンションの築年数で判断を左右されることはありません。

また、たとえ残念な「水漏れ」が発生したとしても、マンション管理組合で入っている家財保険など階下賠償はされるでしょうし、あなたが家財保険に入っていれば浴室リフォームが保険対象になることもあります。

更にマンションの浴室リフォームは、そのほとんどが「元のサイズと同じサイズの商品への入れ替え」しか勧められません。

あなたが「次のお風呂は大きくて足が伸ばせるモノにしたい」と思っても、そうなると間取り変更が必要となる大規模リフォームになってしまいます。

ですから、

  1. 浴室サイズは今までと一緒でイイので新しくリフォームしたい場合
  2. 浴室サイズは今までと違う大きなサイズに変更するリフォームがしたい場合

それぞれ選ぶユニットバス材料費も、浴室リフォーム工事費も全く違ってきますから、まずは「あなたのマンションの浴室をリフォームでどうしたいのか?」を決めることから始めるべきです。

つまりマンションの場合は、浴室リフォームを築年数で焦って行う必要はないということです。

この記事のまとめ

  • マンションの浴室リフォーム時期は、マンション築年数とは一切関連性はない
  • 2000年以降のマンションで採用されている浴室はユニットバスなので、素材であるFRPにヒビ割れなどが起きて水漏れしたときが交換が必要
  • マンションの場合は、浴室リフォームを築年数で焦って行う必要はなく、将来的なライフプランに合わせて決めるべき

浴室リフォームの良し悪しは、やっぱりリフォーム業者の選び方次第なんです…

 

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